日本HPがPA-RISC最終版「PA-8900」を載せたサーバ6機種を出荷

日川佳三(編集部) 2005年06月07日 15時41分

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 日本ヒューレット・パッカードは6月7日、Itanium 2の前身となるRISC CPU「PA-RISC」の最終版「PA-8900」を搭載したUNIXサーバ「HP 9000サーバシリーズ」6機種を出荷した。価格は最大2CPU構成の再安価機種で126万円程度(税抜き)から。

HP 9000 Superdome

 PA-8900は、従来のPA-8800と比べ動作周波数を1.1GHzへと最大で10%向上し、内蔵L2キャッシュを2倍の64Mバイトに強化したCPUである。PA-RISCは、同社のUNIX互換OSであるHP-UXを動作させるサーバ機で使われてきた歴史を持つ。今回のPA-8900の出荷を最後に開発を打ち切り、後継CPUであるItanium 2へ切り替わる。

 HP 9000サーバシリーズ6機種の概要は以下の通り。最上位機種の「HP 9000 Superdome」は、チップセットなど周辺部品と筐体に関してItanium 2搭載機のIntegrity Superdomeと同一の部品を用いたサーバ機で、PA-8900とItanium 2との混在が可能である。1台の筐体にPA-8900(1.1GHz)を最大128個搭載する。

 Superdomeを除く5機種は、「rp8420-32」が1.1GHzまたは1.0GHzのPA-8900を最大32個搭載。「rp7420-16」が1.1GHzまたは1.0GHzのPA-8900を最大16個搭載。「rp4440-8」が1.0GHzまたは800MHzのPA-8900を最大8個搭載。「rp3440-4」が1.0GHzまたは800MHzのPA-8900を最大4個搭載。「rp3410-2」が800MHzのPA-8900を最大2個搭載する。

 HP 9000サーバシリーズの価格例は、2-Way機の最安価機種rp3410-2の場合で、PA-8900(800MHz)1個、メモリ1Gバイト、ディスク36Gバイト、HP-UXを搭載して、126万円(税抜き)である。

 同社は従来通り、HP 9000サーバシリーズをNECと日立製作所にOEM(相手先ブランドによる生産)供給する。NECが「NX7000シリーズ」を7月上旬から順次出荷、日立製作所が「HITACHI 9000Vサーバ」を7月8日から順次出荷する。

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