日立製作所 情報・通信グループ(古川一夫グループ長、CEO)は、「日立アドバンストサーバ HA8000シリーズ」にインテル製プロセッサを搭載した製品を7月1日に発売する。
4ウェイのハイエンドモデル「HA8000/270」と1Uのミッドレンジモデル「HA8000/110W」では、EM64T対応プロセッサを搭載する。これにより、ハイエンドモデルからミッドレンジモデルのすべての製品が64ビット対応となる。なお、これらのモデルには、米マイクロソフトの64ビットOSをプレインストールしたモデルも設定し、8月1日に発売する。
また、ラックマウントモデルのラインアップを強化。「HA8000/270」と「HA8000/110W」の機能を強化した。「HA8000/270」は、64ビット環境でのメモリの信頼性や保守性の向上を図るメモリホットプラグやメモリRAID機能をサポートする。「HA8000/110W」は、1Uサーバーで初となる最大16GBの大容量メモリ搭載とともに、最大300GBのHDDを3台搭載できRAID5構成が可能。これらのモデルでは、高速なシリアル転送インタフェースであるPCI Expressに対応し、64ビット環境における高速データ転送を実現する。