ヒューコム(井上陽一社長)は、サーフコントロール ジャパン リミテッド(陳宇耀社長)が開発した企業向けメール・フィルタリング装置「サーフコントロール リスクフィルタ(SurfControl RiskFilter)」の日本語版を、7月1日から発売した。価格は250ユーザーの「E5」モデルで160万円から。発売後1年間で、3億円の売り上げを見込んでいる。
同製品は、HTMLやテキストベースの迷惑メールだけでなく、画像や動画、スクリーンセーバなどのあらゆるファイルをフィルタリングする、1Uラックマウントサイズのアプライアンス型製品。
日本語を含む2バイト言語に完全に対応した単語分析が可能であり、不要なダイレクトメールや、急増しているフィッシングメールなどの迷惑メールを排除できるほか、外部への不適切なメール送信を制御することで、機密情報の漏えいを防ぐこともできる。また、エンドユーザスパムメール管理(EUSM)機能により、社員が自分宛に届いたメールがスパムかどうかを確認して対処することが可能で、これによりスパム検出率を約98%までに高めることができる。