ソア・システムズは7月1日、KDDIのBREW搭載au携帯電話にも対応した携帯電話用アプリケーション開発ソフト「ル・クローンK-tai」を開発し、出荷開始した。価格は1ユーザーあたり年間60万円。
ル・クローンK-taiは、データベースを内蔵する携帯電話向け業務アプリケーション用の開発環境。同製品で作成したアプリケーションはAgentと呼ばれる変換ソフトウェア上で動くので、OSに依存せずあらゆるプラットフォームで動作するという。たとえば、Windows環境で作成、動作検証したアプリケーションをそのままBREW搭載のau携帯電話などに移植する、といった開発プロセスが実現できる。
さらに、データベースエンジンを備えているため、「高価なデータベースソフトウェアなどを追加することなく、データベース内蔵型の業務用アプリケーションを短期間、低コストで構築することが可能」(同社)。
なお、同社によると、タイトーが、ル・クローンK-taiを活用して携帯電話向け業務アプリケーション市場に参入することを決定している。