デルは7月12日、インテルが同日付けで発表したチップセット「インテル E7230 チップセット」を搭載したタワー型次世代エントリーサーバ「PowerEdge SC430」の販売を開始した。
PowerEdge SC430は、BTOによるカスタマイズが可能な製品だ。デュアルコアチップの搭載や64ビット環境への対応も可能となっている。OSもRedHat 4.0、Windows Small Business Serverなどから選択し、プリインストールすることができる。
筐体は従来製品である「PowerEdge SC420」と比べて約35%縮小されてコンパクトになった。価格もOSをプリインストールしない最小構成では3万円台と低コストだ。
同社ではこのモデルを、ピア・トゥー・ピアでPCを接続する環境から、クライアント・サーバ型ネットワークへの移行を予定している中小企業やSOHOユーザーに最適だとしている。