日本アルカテルは7月14日、無線LAN製品シリーズ「OmniAccess WLAN」の新製品の出荷開始を発表した。
今回出荷が開始されたのは、1Uサイズのスタッカブル無線LANスイッチ「OmniAccess 4300」シリーズと4スロット搭載の大規模ネットワーク向けモジュラー型無線LANスイッチ「OmniAccess 6000」シリーズ、IEEE802.11a/b/g対応の無線LANアクセスポイント「OmniAccess AP60-70」シリーズだ。
新製品ではIEEE802.1xによる認証やIPSecを利用したVPN機能を備えており、不正アクセスなどによる情報漏洩を防ぐことが可能。同社の検疫アプリケーション「OmniVista 2770 検疫マネージャ」と連携することで、ホスト統合性検査とネットワーク検疫セキュリティも実現できる。また、無線LANスイッチ側の管理機能による運用管理効率を向上した。さらに導入時に必要な無線環境の最適化プロセスを自動化するツール「RF Plan」も搭載した。
価格はすべてオープンプライス。参考価格は「OmniAccess 4304」が39万9000円からで「OmniAccess 4308」が110万円から、「OmniAccess 4324」が190万円から、「OmniAccess 6000」が400万円から、「OmniAccess AP60/61/70」が6万9000円からとなっている。