米SonicWALLは8月1日、中小規模事業所向けにセキュリティ・アプライアンス「PRO 1260」に擬似ポートVLAN機能を追加した新機種「PRO 1260 Enhanced」を国内出荷する(関連記事)。価格は43万円(税抜)。国内1次販売代理店は、NTTアドバンステクノロジ、キヤノンシステムソリューションズ、ソフトバンクBB、丸紅ソリューションの4社である。
PRO 1260 Enhancedは、各種セキュリティ機能を持つゲートウェイ機と擬似ポートVLAN機能を持つスイッチング・ハブを兼ねたネットワーク機器である。セキュリティ機能は、ファイアウォールやVPNルータ、ウイルス/スパム対策、コンテンツ・フィルタリングなどを搭載。擬似ポートVLAN機能は、クライアントPCを収容する24個の物理ポート単位に異なるVLANを設定可能である。
今回出荷を開始するPRO 1260 Enhancedは、現行のPRO 1260が備える24個の物理ポートを、それぞれ任意のLANセグメントに所属するように定義し、IPフィルタリングなどの設定を各セグメントごとに独立して設定できるようにした。ソフトウェアのアップグレードによってPRO 1260に今回の擬似ポートVLAN機能を追加可能である。