NTTデータイントラマートは7月28日、JavaをベースとしたWebシステム構築基盤「intra-martベースモジュール ver.5」を日本アイ・ビー・エムの統合ビジネスサーバ(オフコン)「IBM eServer iSeries」(旧AS/400)用の独自OS「i5/OS」にも対応させ、9月上旬から提供開始すると発表した。
従来の「intra-martベースモジュール」はUnix系OS/Linux/Windowsなどオープン系のOSでのみ稼働しており、IBMのサーバ「iSeries」を利用する場合、ウェブ対応のためには、独自にJavaでアプリケーションをプログラミングしていた。 今回、iSeries用のOSである「i5/OS」に対応することで、ベースモジュールとアプリケーションシリーズを組み合わせて利用し、すべてのアプリケーションを「iSeries」で統合することが可能になる。
最初のユーザーとしては、東京日産コンピュータシステムがi5/OS対応版「intra-martベースモジュール」を導入し、販売管理システムのWeb対応を予定。東京日産コンピュータシステムでは全社での顧客情報の一元管理・共有化と、それによる業務効率化を見込んでいる。