マイクロソフトと豆蔵は8月3日、企業情報システムの開発作業を支援する取り組みで協力すると発表した。両社は、システム化に向けた要求開発の方法、ソフト開発の手順、テストの設計と実施、ソフトの配布と運用まで、全工程をシームレスにつなげる手法を共同開発するとともに、システム関連業務全体を改善する仕組みの確立を目指す。
具体的には、豆蔵が提供するシステム開発業務の改革サービス「enThology」に.NET技術を適用し、「enThology for .net」として提供する。システム開発基盤「Microsoft Visual Studio 2005 Team System(VSTS)」と、最適実例集「Microsoft Solutions Framework(MSF)」などを利用し、システム化のための要求策定支援、ソフト開発工程の改善、ソフト開発標準策定を支援する。
マイクロソフトは、enThology for .netを開発するにあたり、VSTSとMSFを豆蔵に早期提供するなどして協力している。