キヤノンソフトウェア(キヤノンソフト、岡田 明社長)は、アルゴシステム創研(山田勝弘社長)と基幹系業務システムにおけるJavaアプリケーションを短期構築するためのツールと技法の提供に関して提携した。
キヤノンソフトの「Web Performer」は、データモデル、ユーザーインターフェイス、ビジネスプロセスなどの業務要件定義を定義することでJavaによるWebアプリケーションを自動生成するツール。今回、アルゴシステム創研は、同社の上流工程設計手法「Business System Designing Method」をベースに、「Web Performer」を使用してシステム開発を行う技法「BDMfWP(Business System Designing Method for Web Performer)」を新たに開発した。これにより、上流工程の設計段階から「Web Performer」の要件定義に連携でき、システム開発の生産性向上だけでなく、業務適合性、制御可能性の高いシステム構築が可能になる。
今回の連携で、キヤノンソフトは「Web Performer」のパッケージ販売とシステム開発を、アルゴシステム創研は教育サービスとコンサルティングサービスを提供する。両社で06年に10社5億円、07年には50社の商談獲得を目指す。また、今後は共催セミナーの開催など、販売促進活動でも連携を強化する。