ノーテルネットワークスは8月18日、レイヤー2/3スイッチの新製品2機種を出荷する。大企業のエッジ・ルータや中小企業のコア・ルータに適する「Nortel Ethernet Routing Switch 5530-24TFD」を149万9000円、中小企業向けの「Nortel Ethernet Routing Switch 3510-24T」を34万4000円でそれぞれ出荷する。開発会社は加Nortel Networks。
5530-24TFDの主な仕様は以下の通り。ポートは、光接続を主な目的とした小型スロット規格であるXFP(10 Gigabit Small Form Factor Pluggable)のスロットを2個、小型スロット規格であるSFP(Small Form-Factor Pluggable)のスロットを12個、RJ-45形状の1000/100/10BASE-Tポートを24個である。全24個のRJ45ポートのうち12個のRJ-45ポートは、12個のSFPスロットと共用であり、いずれかの使い方に限られる。XFPとSFPのスロットは、別途用意したギガビット・イーサネットのためのGBICモジュールを装着して利用する。
5530-24TFDの総スループットは8台スタック構成で使用時に640Gビット/秒。優先制御などのQoS機能や、加Nortel Networksの独自仕様でルータ同士を冗長構成で利用するSMLT(Split Multilink Trunking)プロトコルなどを備える。
中小企業向けの3510-24Tは、SFPスロットを4スロット、RJ-45形状の1000/100/10BASE-Tポートを24基搭載する。
販売会社は全8社で以下の通り。コミューチュア、ネクストコム、ネットマークス、ネットワンシステムズ、富士ゼロックス、丸紅ソリューション、ユニアデックス、理経。