キングジムは8月22日、QRコードと携帯電話を使用した、派遣事業者向けの勤怠管理システム「『クロックオン』QR勤怠管理システム」のセット版を開発、販売を開始すると発表した。
介護サービス、家庭教師など、社員が特定の場所に出向き業務の勤務管理のほとんどが自己申告などにある状態だが、派遣事業者ではより信頼性の高い情報を求めているケースが多い。同社ではこのニーズに応え、固有のID番号をQRコードにして表示できる電波時計(QR時計)と携帯電話を使用した勤怠管理システムを開発した。
本システムは、QR時計を訪問先に設置し、派遣社員が業務開始時と終了時に、QRコードを対応携帯電話で読み取り、管理サーバに送信することで勤怠管理を行う仕組みだ。
本システムは、ソフトと携帯電話用アプリ、およびサーバを組み合わせたセットで、販売は9月5日から。同社では初年度で2億円の売上を目指す。