NECインフロンティアは10月5日、ウェブ対応双方向型遠隔監視システム「コルソスCSDX」にFAX通報機能を追加、またデータ通報専用機「コルソスCSDX(D)」を販売すると発表した。
「コルソスCSDX」は、データ蓄積、集計機能・簡易ウェブサーバ機能をワンボックスに搭載した双方向型のウェブ対応遠隔監視システムだ。今回の機能追加により「コルソスCSDX」は、音声・メール・データでの通報やブラウザ閲覧に加え、新たにFAXによる緊急通報や設備機器の稼働状況を日報や月報などで確認することが可能になった。本体価格に関しては従来通り、設置工事・調整費を除いて35万円だ。
また今回は、LAN/PHS/DoPa網を利用してメールやデータでの通報やブラウザ閲覧に特化したデータ通報専用機「コルソスCSDX(D)」も販売する。これは、ブロードバンド網の拡大や構内のLAN架設の進展、低価格な無線インフラの利用拡大によりLANや無線接続での利用が多くなってきたため。搭載機能を絞り込むことで、設置工事・調整費を除き15万円という低価格になっている。
なお、商品の出荷開始はFAX機能を追加した「コルソスCSDX」が11月1日、データ通報専用機「コルソスCSDX(D)」が11月28日からとなっている。同社では「今後も幅広い現場に則した、機能的かつ信頼性のおける遠隔監視システムを提供していく」としている。