NTTコミュニケーションズは10月19日、ネットワーク型DDoS攻撃対策システム「セキュアドトランジット」を提供すると発表した。
セキュアドトランジットは、DDoS攻撃検知機能「DDoSファインダー」と、DDoS攻撃防御機能「DDoSディフェンダー」で構成される。
DDoSファインダーでは同社のグローバルIPネットワークを経由する指定パケットについてIPヘッダーの解析をして、DDoS攻撃を検知した場合にはユーザーにリアルタイムで通知する。また、DDoSディフェンダーはDDoSファインダーで検知された不正トラフィックを除去し、正常なトラフィックのみをユーザーのネットワークへ配送する。
提供エリアは日本国内となっており、同社の提供する「グローバルIPネットワークトランジットサービス」および「コロケーション向けトランジットサービス」の付加サービスとして利用できる。料金は個別見積もりとなるが、DDoSファインダーについては参考価格として初期費用30万円、月額費用11万円としている。サービス開始予定日はDDoSファインダーが11月1日、DDoSディフェンダーが年度内の予定となっている。