NTTデータは11月10日、法人向けインターネットバンキングサービスの一環として、さまざまな情報を安全に通知するサービス「ANSER-M@IL」を開始すると発表した。
本サービスでは、最初に口座の入出金情報のリアルタイム通知から提供を開始する。この機能は口座の取引状況がPDFやCSV形式でメールで添付されてくるもので、金銭の流れをリアルタイムに通知するため、不正取引などの早期検知ツールとしても活用できる。
ANSER-M@ILでは、金融機関センタから送信されてくる各種情報を電子帳票化しパスワードをかけた上で電子メールに添付して通知する。第1弾のサービスとして、口座の入出金情報のリアルタイム通知から提供を開始する。この機能は口座の取引状況がPDFやCSV形式でメールで添付されてくるというもので、金銭の流れをすばやく通知することにより不正取引などの早期検知ツールとして活用できるとしている。
ANSER-M@ILは早ければ2005年内から開始が予定されており、すでにみずほ銀行へ導入が決定している。同社では、入出金情報のリアルタイム通知以外の機能についても順次提供していく予定だ。