東芝ソリューションとサン・マイクロシステムズは11月21日、戦略的提携をさらに強化することを発表した。1985年にサンとのOEM契約を発表した東芝ソリューション。提携20年を期に、さらなる関係強化を目指す。
今回の提携強化で東芝ソリューションは、サンからエンタープライズ分野の新技術/次世代製品など、サン最新の技術情報や評価機の提供を受け、サンと共同でソリューションの評価および検証を行っていく。こうした取り組みはこれまでにも行われてきたが、それをさらに強化したい考えだ。
また、年々複雑化するシステムに対して、障害の予防と解決に向けたサポートも強化。東芝ソリューションが開発したソフトウェアとサンの製品を組み合わせた新たなソリューションの開発も視野に入っている。
なお、東芝ソリューションは、サン製品の日本におけるサポートサービスが提供可能なサン・サービス・マネージャ(SSM)の資格を取得済み。関係会社と連携して、サンによる直販か、ほかの販社が販売したサン製品に対してもサポートサービスを提供していく計画だ。