ファイルメーカー(宮本高誠社長)は、「FileMaker Server 8」を12月中旬に発売する。
同製品は、「FileMaker Pro」の共有データベースソリューションを管理するサーバーソフトウェア。前版の「FileMaker Server 7」に比べ、高速にデータを検索や追加、削除、編集できるように設計され、作業効率のアップが望めるようになった。米本社が実施したベンチマークテストでは、前版従来製品に比べ最大89%のパフォーマンスアップを記録したという。また、データベースとクライアント間のデータを、SSLプロトコルで暗号化でき、高いセキュリティを保ったまま通信できる。
WindowsとMac OS双方に対応する。税別価格は12万8000円。「FileMaker Server 7」からのアップグレード版は、3万8000円。また、06年9月30日までは「FileMaker Server 5.5/5.0」からのアップグレード版を6万8000円で購入できる。