NTTコムウェア(今井郁次社長)は、レノボ・ジャパン(レノボ、向井宏之社長)の「ThinkPad」シリーズの指紋センサー搭載モデルに、「e-UBF Unit(指紋認証装置)」のソフトウェアを搭載した「ThinkPad e-UBF Model」を06年2月に発売する。
NTTコムウェアが販売する「e-UBF Unit」と同様の指紋認証機能を搭載したオリジナル商品。「ThinkPad」に標準搭載の指紋センサーにディー・ディー・エス(三吉野健滋社長)の周波数解析法認証方式を採用し、Windows起動後のログイン、スクリーンセーバー、ウィンドウズロック、IDマネージャーなどで指紋認証が利用できる。指紋登録拒否率は0%と高く、季節によって指先が荒れた場合などにも対応する。
ラインアップは、A4スリムモバイルノート「ThinkPad T43」、B5コンパクトモバイルノート「ThinkPad X41」の各2モデル。価格は、現在レノボが販売する「ThinkPadシリーズ」の指紋センサー搭載モデルのダイレクト価格と同じになる予定。出荷開始後1年で、5万台の販売を目指す。
また、06年2月の発売に先駆けて、05年12月21日から06年1月末日まで、「Think Pad e-UBF Model」製品化予定のモデルを購入したユーザーに、e-UBF指紋認証を実現するアップデートソフト(06年2月の販売開始と同時に専用サイトからダウンロード)と「e-UBF Unit」を提供するキャンペーンを実施する。ただし、対象になるのはNTTコムウェアおよびNTTコムウェア代理店から購入した場合に限る。