デル、161.6テラバイトまで拡張可能なモジュール型LTOテープライブラリ装置を発売

ニューズフロント

2006-01-11 16:39

 デルは1月11日、記憶容量を最大161.6テラバイトまで拡張できるモジュール型LTOテープライブラリ装置「PowerVault ML6000」の販売を開始した。用途に応じて規模の変更が可能で、エントリレベルからミッションクリティカルレベルまでカバーする。

 PowerVault ML6000は、コントロールモジュール「ML6010 CM」(5Uサイズ、1〜2ドライブ、36スロット)および「ML6020 CM」(14Uサイズ、1〜6ドライブ、最大128スロット)と、2006年第2四半期中に提供予定の拡張モジュール「ML6000 EM」(9Uサイズ、1〜4ドライブ、最大92スロット)で構成する。これらのモジュールを組み合わせることで、5U〜41Uの筐体サイズ、1〜18基のドライブ、36〜404巻対応のテープスロットという範囲でライブラリを構成し、14.4T〜161.6テラバイト(データ非圧縮時)の容量を提供する。

 5U構成から41U構成まで共通のオートローダー機構を採用しているため、現場でも容易に増設できる。LTO-3を採用しており、非圧縮時のデータ転送速度は1ドライブ当たり毎秒80Mバイトある。対応インターフェースは、SCSIおよびファイバチャネルとなる。今後、iSCSIやSerial Attached SCSI(SAS)の対応も予定している。テープドライブの交換は、システムを停止することなく行える。専用リモート管理カードとウェブ対応管理ツールを用意しており、一元管理が可能。

 コントロールモジュールの税込み価格は、ML6010 CMが230万5275円から、ML6020 CMが344万4210円から。

ZDNET Japan 記事を毎朝メールでまとめ読み(登録無料)

ホワイトペーパー

新着

ランキング

  1. セキュリティ

    Pマーク改訂で何が変わり、何をすればいいのか?まずは改訂の概要と企業に求められる対応を理解しよう

  2. セキュリティ

    従来型のセキュリティでは太刀打ちできない「生成AIによるサイバー攻撃」撃退法のススメ

  3. 運用管理

    メールアラートは廃止すべき時が来た! IT運用担当者がゆとりを取り戻す5つの方法

  4. セキュリティ

    AIサイバー攻撃の増加でフォーティネットが提言、高いセキュリティ意識を実現するトレーニングの重要性

  5. セキュリティ

    最も警戒すべきセキュリティ脅威「ランサムウェア」対策として知っておくべきこと

ZDNET Japan クイックポール

所属する組織のデータ活用状況はどの段階にありますか?

NEWSLETTERS

エンタープライズコンピューティングの最前線を配信

ZDNET Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]