アプティは1月17日、新型シンクライアント「SecureTerminal T511EM」を発表した。米IBM製メインフレームおよびサーバ「iSeries(AS/400)」からのプリンタ出力を可能とするプリンタセッションに対応している。価格はオープンとする。
SecureTerminal T511EMはiSeriesの端末エミュレータ「TN3270E」「TN5250E」を標準搭載しているため、シンクライアントでありながらサーバを介すことなくIBMのメインフレームおよびAS/400と直接接続できる。さらに、プリンタセッションにも対応したことで、プリンタ出力も可能となっている。また、端末のIP、MACアドレス、各種設定の一元管理や端末の遠隔操作など管理に必要な操作が可能な「SNMP管理ツール」が無償提供される。
アプティでは、ITベンダーを通して事業会社、官公庁や教育機関、医療機関などに販売するほか、OEMでも販売し、初年度1万台の販売を目指す。