アイオナテクノロジーズとオープンソースコミュニティの「ObjectWeb」は2005年12月22日、オープンソース・エンタープライズ・サービス・バス(ESB)の「Celtix」プロジェクトが3つ目のマイルストーンをクリアしたことを発表した。
スケジュールは予定どおり。今回のマイルストーンでは、トランスポートの追加サポート、標準化済み仕様の幅広いサポート、使い勝手の向上などが盛り込まれた。LGPLとEPLをどちらもサポートするため、ApacheファウンデーションやEclipseファウンデーションに代表されるオープンソースコミュニティやオープンソースプロジェクトで開発中のESB実行環境で、Celtixソースコードが再利用しやすくなる。
さらに、HTTP 1.1の完全な実装、Setvletトランスポートのサポート、SOAP 1.1ヘッダーの組み込み、WS-AddressingとJAX-WSのサポート機能も新たに提供される。使い勝手の面では、WSDL-to-JavaとJava-to-WSDLのコマンドラインツールを提供し、Celtixのコンフィグレーションのインフラが完成したといえる。