NECは1月20日、8プロセッサ構成のIAサーバ「Express5800/1160Xe」がベンチマークテストで、同様のサーバ製品として世界最高性能を記録したと発表した。
同サーバにNEC製SAN対応ディスクアレイ装置「iStorage S2300」を組み合わせ、企業システムのトランザクション処理性能を測定するベンチマークテスト「TPC-Cベンチマーク」を実施。1分あたり25万4471トランザクション(tpmC)の結果を得た。
OSには米Red Hatの「Red Hat Enterprise Linux AS 4」を採用。8プロセッサLinuxサーバとしても世界最高性能を記録したとしている。
同サーバは海外向け製品で、国内向け製品の「NX7700i/3040H-16」に相当する。米Intel製Itanium2プロセッサを8基搭載。測定システムに使用したプロセッサの動作周波数はいずれも1.6GHz。9Mバイトの3次キャッシュを備える。システムメモリは256Gバイト。データベースソフトには米Oracle製「Oracle Database 10g Enterprise Edition」を、トランザクションモニタには米BEA Systems製「BEA Tuxedo 8.1」を採用した。