ガートナーは1月18日、パソコン出荷統計の速報として、2005年のパソコン出荷台数が前年比15.3%増という暫定調査結果を発表した。
この調査によれば、欧州・中東・アフリカ(EMEA)地域市場における出荷台数は7260万台で、米国市場は6720万台。EMEAが米国を抜き、初めて世界の最大地域市場になった。日本は1466万台で対前年比の成長率は7.5%。対前年比26%伸びたラテンアメリカの1471万台に抜かれた。
ベンダー別では、デルが3676万台でトップ。市場平均対前年比成長率の15.3%を超える18.6%を示した。追うHPは成長率15.1%と市場平均を下回り、3179万台と伸び悩んだ。一方、IBMのPC事業を買収したレノボは1505万台と堅調。エイサーが対前年比58.1%の急成長で1015万台と迫っている。グローバルな合計出荷台数は2億1853万台。