日本ヒューレット・パッカード(日本HP)と野村総合研究所(NRI)は1月25日、日本HPの無停止サーバ「HP Integrity NonStop」とNRIのJava対応ウェブアプリケーション構築基盤「オブジェクトワークス」を組み合わせ、基幹業務向けシステム製品として販売開始した。
HP Integrity NonStopは、24時間365日連続運用、稼働性99.9999%を実現可能な無停止サーバ。インテルItanium 2プロセッサを搭載しており、高い処理性能が特徴という。「オープン環境でありながら、基幹システムとして要求される可用性を保障する」(両社)
オブジェクトワークスは、J2EEおよび.NET Framework環境でシステム開発やアプリケーション運用を行うための基盤ソフト。アプリケーション開発フレームワーク機能のほか、トランザクション制御、セキュリティ制御、システム連携、印刷といった機能を備える。大規模環境への対応が可能で、端末数1万台規模のシステムや、PCサーバ上で毎秒500件のリクエストを処理するシステムでの実績もある。
両社では、HP Integrity NonStopとオブジェクトワークスによるシステム製品を、基幹システムのオープン化およびJava化を目指す顧客に提供していく。