RSAセキュリティは1月26日、ワンタイムパスワード製品「RSA SecurID」の携帯電話版と認証センター事業について、NTTデータと検討を進めると発表した。NTTデータは携帯電話版SecurIDを3月までに開発する。さらに、認証センターを来年度中(2007年3月まで)に設立する方向で検討していく。
両社は、携帯電話に格納可能なソフトトークン(携帯電話版SecurID)の共同開発に取り組む。共同利用型(ASP型)の認証センターの構築および運営についても検討を進める。さらに、販売でも協業する。
両社では、ワンタイムパスワード導入が進んでいない消費者市場を対象とし、金融業界とインターネットショッピング業界を中心に販売活動を展開する。今後3年間で、500万ユーザーの獲得を目指す。