日本HP、Pentium D 830搭載の小規模環境向けファイルサーバ専用機などを発売

ニューズフロント

2006-02-09 17:22

 日本ヒューレット・パッカード(日本HP)は2月9日、エントリクラスのファイルサーバ専用機「HP ProLiant ML310 Generation 3 Storage Server(ML310 G3 SS)」と、エントリサーバ「HP ProLiant ML310 Generation 3(ML310 G3)」のデュアルコア対応インテルPentium Dプロセッサ930搭載モデルの販売を開始した。

 日本HPはML310 G3 SSを、ユーザー数25人程度の小規模環境向けファイルサーバ専用機と位置付ける。ファイルサーバ専用OSのMicrosoft Windows Storage Server 2003がプリインストールされており、ハード構成は工場出荷時にあらかじめ適切な設定が完了しているため、日本HPによると、「初めて使用する際、ウィザードに沿って作業すれば数分間で基本的な初期設定が済み、誰にでも簡単に導入できる」という。無制限CALが付属しているため、ユーザーが増えてもライセンスを追加購入する必要はない。

 ハードディスク(HDD)の記憶容量の違いに応じ、640Gバイトモデル、1テラバイトモデル、2テラバイトモデルを用意する。「HP 6ポートSATA RAIDコントローラ」を搭載しており、内蔵HDDでハードRAID 5構成が可能。プロセッサは、1テラバイトモデルおよび2テラバイトモデルがデュアルコアインテルPentium Dプロセッサ830、640GバイトモデルがインテルPentium 4プロセッサ630となる。税込み価格は29万4000円から。

 一方、ML310 G3のPentium D 930搭載モデルは、プロセッサの動作周波数が3GHz、システムバスのクロック周波数は800MHz。2つの演算コアを備え、各コアが2Mバイトの2次キャッシュメモリを内蔵している。同社では、「(従来モデルに比べ)さらなるパフォーマンスの向上を実現」とする。税込み価格は17万4300円から。

ZDNET Japan 記事を毎朝メールでまとめ読み(登録無料)

ホワイトペーパー

新着

ランキング

  1. セキュリティ

    「デジタル・フォレンジック」から始まるセキュリティ災禍論--活用したいIT業界の防災マニュアル

  2. 運用管理

    「無線LANがつながらない」という問い合わせにAIで対応、トラブル解決の切り札とは

  3. 運用管理

    Oracle DatabaseのAzure移行時におけるポイント、移行前に確認しておきたい障害対策

  4. 運用管理

    Google Chrome ブラウザ がセキュリティを強化、ゼロトラスト移行で高まるブラウザの重要性

  5. ビジネスアプリケーション

    技術進化でさらに発展するデータサイエンス/アナリティクス、最新の6大トレンドを解説

ZDNET Japan クイックポール

注目している大規模言語モデル(LLM)を教えてください

NEWSLETTERS

エンタープライズ・コンピューティングの最前線を配信

ZDNET Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]