ネットワールド(中村康彦社長)は2月21日、サーバー利用状況測定ソフト「プレートスピン・パワーリコン2.0」と仮想インフラストラクチャ管理ソフト「アキンビ・スリングショット」の2製品を発売すると発表した。
「プレートスピン・パワーリコン2.0」はカナダのプレートスピン社の製品で、データセンターにおけるサーバーのリソース利用状況をリモートで測定し、サーバー統合に必要な情報を効率的に収集できるのが特徴。「アキンビ・スリングショット」は、複数のサーバー上に開発やテスト環境を仮想マシンで構築でき、イメージ・ストレージサーバーのライブラリに一元的に管理。マルチサーバー環境で複数のアプリケーション開発やテストに対応可能な「バーチャル・ラボ」を実現する。
同社では、「サーバー仮想化を導入する機運が高まっている」(森田晶一・マーケティング本部常務取締役本部長)との判断で、今回の製品群を国内市場に投入することに踏み切った。初年度の売上高は、プレートスピン製品で1億3000万円、アキンビ製品で6000万円を見込む。