サン・マイクロシステムズは3月8日、動作周波数1.6GHzのUltraSPARC IIIiプロセッサを最大2個搭載可能な新型ワークステーション「Sun Ultra 45 Workstation」の販売を開始した。税別価格は55万4000円から。4月下旬に出荷を開始する予定。
OSはSolaris 10 OSを採用し、既存のSPARC/Solarisアーキテクチャ用アプリケーションとバイナリ互換を維持した。メモリは、1プロセッサ当たり最大8Gバイト搭載できる。ハードディスク(HDD)用インターフェースは、シリアルATA(SATA)またはSerial Attached SCSI(SAS)。SATA対応HDDは最大4台を内蔵可能で、記憶容量は合計1テラバイトとなる。グラフィックスI/OはPCI-Expressとし、専用3次元グラフィックスアクセラレータ「Sun XVR-2500」を利用できる。
ソフト開発環境「Sun Studio 11」「Sun Java Studio Creator」「Sun Java Studio Enterprise 8」が付属しており、購入後すぐに開発作業が開始できる。グリッド構築ソフト「Sun N1 Grid Engine」のライセンスも付属する。