日本コンピュウェアは3月15日、Microsoft Visual Studio 2005対応のエラーシミュレーションツール「DevPartner Fault Simulator 1.5 日本語版」の出荷を同日より開始することを発表した。対応言語は、Visual C#、Visual Basic .NET、Visual C++。価格は1コンカレントユーザーあたり60万円(税別)。
同製品は、Visual Studio2005およびVisual Studio .NET 2003の統合開発環境に統合して利用できるエラーシミュレーションツール。「.NET Frameworkの例外」とネットワークの切断やディスクフルといった「環境例外」をシミュレートして、例外処理のデバッグとテストを支援する。
これによりテスト環境の構築を容易にし、Visual Studioの統合開発環境やデバッグ対象以外のアプリケーションに影響を与えずに例外処理コードの不具合を迅速に特定、適切な例外処理が記述されているかどうかを検証できる。
DevPartner Fault Simulatorを単体で使用すれば、システムテストの段階でテスト担当者が環境例外をシミュレートし、結果を開発者に提供して修正を求めることが可能になるなどのメリットがある。