沖電気、収容回線数2万ポートのIP電話サーバ最新モデル「SS9100 R5」

ニューズフロント

2006-03-16 18:16

 沖電気工業は3月16日、収容回線数を2万ポートに拡大したIPテレフォニーサーバの最新モデル「IP CONVERGENCE Server SS9100リリース5(R5)」を3月20日に販売開始すると発表した。

 SS9100は、IP-PBX機能と業務アプリケーションとを、Microsoftの.NETプラットフォーム上で融合させたIPテレフォニーサーバ。1台のサーバで複数拠点を制御する企業内IPセントレックスシステムの構築が可能だ。

 最新モデルのSS9100 R5は、複数サーバによる大規模システム化に対応し、既存モデルで5000ポートだった1システム当たりの収容能力を、2万ポートに拡大した。長距離アナログ内線収容、PBX-DID群拡張、グループアプリケーション機能などに対応し、機能の充実も図った。

 サーバはセンターに集中設置するだけでなく、拠点に分散設置できる。そのため、拠点間の危険分散を考慮したシステム構築が可能となる。一方、保守、運用に必要な付帯系装置のインターフェースを1つに集約することで、一元管理できる。

 沖電気は、中小規模オフィス向けモデル「IP CONVERGENCE Server SS9100 Type M(SS9100 Type M)」についても同様の機能強化を図り、SS9100と同等のサービス機能を実現した。

 税別価格は、SS9100 R5(1000ユーザー)が4500万円から、SS9100 Type M(200ユーザー)が860万円から。沖電気では、各モデル合わせて3年間で4000セットの販売を目指す。

ZDNET Japan 記事を毎朝メールでまとめ読み(登録無料)

ホワイトペーパー

新着

ランキング

  1. セキュリティ

    警察把握分だけで年間4000件発生、IPA10大脅威の常連「標的型攻撃」を正しく知る用語集

  2. セキュリティ

    まずは“交渉術”を磨くこと!情報セキュリティ担当者の使命を果たすための必須事項とは

  3. セキュリティ

    「2024年版脅威ハンティングレポート」より—アジアでサイバー攻撃の標的になりやすい業界とは?

  4. ビジネスアプリケーション

    Microsoft 365で全てを完結しない選択、サイボウズが提示するGaroonとの連携による効果

  5. セキュリティ

    生成AIを利用した標的型攻撃とはどのようなものなのか?実態を明らかにして効果的な対策を考える

ZDNET Japan クイックポール

所属する組織のデータ活用状況はどの段階にありますか?

NEWSLETTERS

エンタープライズコンピューティングの最前線を配信

ZDNET Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]