Cisco Systemsは米国時間4月5日、セキュリティ関連の脆弱性を修正するファイルを「Cisco Optical Networking System 15000 Series」および「Cisco Transport Controller」(勧告はこちら)、そして「Cisco 11500 Content Services Switch」(勧告はこちら)について公開した。今回のセキュリティ更新にはいくつかの脆弱性に対応しているが、そのうち最も深刻な脆弱性は、標的となるシステムの機能停止を招く恐れのある「サービス拒否(DoS)攻撃」を許す可能性がある。
Cisco Optical Networking System 15000 Seriesは、一般的に、電話会社などのサービスプロバイダに利用されている。Content Services Switchは、企業のグローバルネットワークの構築とウェブ経由のコンテンツ配信を支援するための製品だ。セキュリティ調査団体French Security Incident Response Teamによると、Cisco Optical Networking System 15000 SeriesとTransport Controllerの脆弱性は深刻であるが、Content Services Switchの脆弱性が持つリスクは低いという。
この記事は海外CNET Networks発のニュースを編集部が日本向けに編集したものです。 海外CNET Networksの記事へ