NRIセキュアテクノロジーズは5月8日、社内ネットワークに接続するパソコン向けのセキュリティ総合管理サービス「SecureCube/PC Check」のオプションとして、ファイル交換ソフト「Winny」の対策機能を追加し、同日より提供開始すると発表した。
各パソコンに診断ツールをインストールし、定期的に自動スキャンを実施。Winnyを検知するとユーザーの削除を促がす。またWinny検知, 削除の履歴をサーバに蓄積し、セキュリティ責任者による一元管理を可能にする。ファイル名が「Winny.exe」から変更してあっても検知するほか、パソコンのユーザーに知らせずWinny検知の情報を収集する機能を備える。
セキュリティ責任者は、専用管理画面からWinnyの検知や削除件数、Winnyを検知したパソコンの一覧を確認できるほか、電子メールでWinny検知の情報を受け取れる。料金はSecureCube/PC Check1ユニットあたり80万円。