日立インフォメーションテクノロジー(日立IT)は5月11日、携帯電話用ゲートウェイソフトウェアの新版「PhoneConnect Ver6.0」を5月24日に出荷すると発表した。日本IBMのグループウェア「Lotus Notes/Domino 7」と連携し、携帯電話からNotesのメール、カレンダー、アドレス帳、掲示板などを利用できる。
新たに携帯電話からNotesのメールや掲示板の記事に添付したファイルを参照する機能を追加。またDominoディレクトリにアクセス制限を設定可能にするなど、セキュリティ機能を強化した。
なお、日立ITでは5月24日より、同じくNotesと連携するグループスケジュールシステムの新版「HI賢者Web Ver7.0」と稟議システムの新版「HI達人Web Ver7.0」を出荷する。
グループスケジュールシステムは、スケジュール表示画面から会議参加者などの電話番号を参照/発信する機能を追加。会議室と参加者の空き時間調整や、所属部署によるアクセス制限といった機能も備える。稟議システムは稟議申請者・承認者の電話番号が参照/発信機能を追加している。いずれもPhoneConnect Ver6.0と連携し、Notes/Dominoとの統合運用が可能という。
価格はPhoneConnect Ver6.0が、500ユーザーライセンスで420万円。グループスケジュールシステムが同189万円、稟議システムは同147万円。保守サービス料金はそれぞれ500ユーザーライセンスあたり84万円、37万8000円、29万4000円とする。