iAnywhere Solutionsは5月15日、SQL Anywhere Studio9.0.1/9.0.2の主要コンポーネントであるデータベース「Adaptive ServerAnywhere」が情報セキュリティ国際評価基準(International Common Criteria for Information Technology Security Evaluation:Common Criteria)の保証レベル3(EAL3)およびALC_FLR.2を取得したことを発表した。
Common Criteriaは、米国などで政府組織やその他政府機関のIT製品調達において遵守するよう定めている国際的なセキュリティ評価基準。世界のほとんどの国で採用されており、国際標準化機構では、ISO15408(ISO/IEC15408)として公式に認可されている。
Adaptive Server Anywhereの評価および認証は、メリーランド州コロンビアのSAICAccredited Testing and Evaluation Labsにより行われた。なお、今回の評価では、EAL3の基本要件のほかに、Adaptive Server Anywhereが欠陥修正機能を備えていることが認められ、ALC_FLR.2も取得している。