京セラコミュニケーションシステム(KCCS、森田直行社長)は、KDDIの3G(第三世代携帯電話)を使った準定額制データ通信サービス「KWINS 3G」で、ゲートウェイ機能を追加、サービスを開始した。
ゲートウェイサービスでは、インターネットだけでなく、社内のイントラネット接続も可能になる。また、KCCSのPHSデータ通信サービス「KWINS 4X」や「KWINS 8X」、公衆無線LANサービス、統合認証ソリューション「NET BUREAU」で同一ID・パスワードを使ってサービスを利用することができる。
KCCSは、MVNO(仮想移動体通信事 業者)として、KDDIの3G高速データ通信サービス「CDMA 1X WIN」を独自ブランドの「KWINS 3G」として企業向けに再販してきた。従来サービスでは、インターネット接続のみ可能だったが、ユーザーから社内のイントラネット接続の要望が高かったこ とから今回、サービスを追加した。
月額利用料金は、1IDにつき500円。通信には「KWINS 3G」の契約が必要。年間で2万IDの販売を目指す。