Ericssonは6月2日、同社の「One Phone」ソリューションと「Microsoft Office Live CommunicationsServer 2005」を統合することを発表した。
両製品の統合で、ユーザーは、「Microsoft Office Outlook 2003」や「Microsoft Office Communicator 2005」などのアプリケーションから直接、会社の電話システムに接続された電話による送話/受話およびその管理が可能になる。
また、統合されたOne Phoneソリューションはプレゼンス認識機能を備えているため、ユーザーは電話をする前に相手が電話に出られる状態にあるかどうかを知ることができる。インスタントメッセージ、会議、音声メール、電子メールなどの通信ツールや機能も統合可能になる。
法人顧客は、MX-ONEプラットフォーム上に構築されたEricsson One Phoneソリューションの導入により、社員の携帯電話を企業通信ネットワークに組み込んで外線化し、移動性を高めることが可能。移動中のユーザーに対しては、携帯電話をネットワークの外線のように機能させることで、One Phoneのあらゆる機能にアクセスできる仕組みを提供できる。
このサービスは、Ericsson One Phone and Mobility Gatewayソリューションの一環として、2006年秋に提供を開始する予定。