夢の街創造委員会は6月13日、出前サービスの検索/注文サイト「出前館」のシステムをもとに、ウェブベースのテイクアウト予約システムを開発したと発表した。まずは壱番屋の展開するカレー店チェーン「カレーハウスCoCo壱番屋」10店舗に導入する。
同テイクアウト予約システムは、パソコン/携帯電話向けウェブサイトで顧客からの注文を受け付け、注文内容をファクスで店舗に通知する。同時に、顧客に対して料理ができあがるまでの時間を表示する。店舗はランチタイムなどの忙しい時間帯に、電話を受ける手間を省ける。またユーザーにとっては、店舗での待ち時間なしで料理を受け取れるメリットがあるという。
壱番屋では現在、カレーのトッピングや辛さなど、テイクアウト時の細かな注文に電話で対応している。新たにウェブサイトで受け付けを始めることで、こうした業務の負担を軽減する。また受け付け窓口を分散して、受注数の増加を図る。
夢の街創造委員会では今後、出前館に加盟するテイクアウト取り扱い店舗に、同システムを提案していく予定だ。