ブログサービス開発のドリコムは7月11日、法人向けに、ソーシャルネットワーキングサービス(SNS)構築基盤「ドリコムSNS」の提供を始めたと発表した。
同社によると、国内でSNSを利用する消費者は急速に増加しており、利用年齢層も拡大する傾向にある。マーケティングツールとしてのSNSの重要性も高まっており、知人同士の口コミ情報を通じて消費者の行動を左右する媒体になっているという。
ドリコムSNSは、SNSによるコミュニティ構築のほか、SNSを通じた電子商取引(EC)や、課金サービス、広告/プロモーション企画といった用途に向ける。知人ユーザーの登録機能や、コミュニティ機能、足あと機能といったSNSの基本機能に加え、アフィリエイト広告との連携など各種EC関連機能を備える。また既存ウェブサイトとユーザーIDを共通化でき、ポイントサービスとの連携や、アバターの導入、ポッドキャストなどの音声/動画配信にも対応するという。
ドリコムではこれとあわせ、同社のブログサービス構築基盤「ドリコムブログシステム」の導入実績をもとに、SNSの企画立案、コンサルティングといった構築支援サービスも提供する。