#8:デリカシーに欠ける電子メールを他の従業員に送信してしまったこと
わたしはある従業員から、彼女がそのコンピュータに関して抱えている広範囲の問題を詳細に記述した電子メールを受け取った。わたしは何の悪気もなく、コンピュータの取り替え時のように思えると書いた電子メールを送り返した。わたしはそのことについてそれ以上考えることなく、彼女の問題を今日の作業リストに追加した。その数分後、わたしは直属の上司と、その上司に、緊急のミーティングに参加するよう呼び出された。部屋に入るなりわたしは、くだんの従業員に返信した電子メールのプリントアウトを手渡され、なぜそんなメールを送信したのか説明するよう求められた。
わたしは完全に困惑し、何が起こっているのか理解できないと言った。わたしの上司の説明によれば、くだんの従業員は、わたしの出した電子メールの陽気さを、彼女の問題を真剣に捉えようとしていないか、彼女を支援する気がないかのいずれかだと解釈したため、非常に気分を害したということだった。わたしは、邪気のない数語の単語による、下手な冗談がそれほど劇的に誤解されたことにショックを受けた。上司はわたしに対して、その従業員に謝罪し、彼女が抱えていた問題をすぐに解決するよう指示した。
ここでの教訓は?
- 電子メールで面白い物言いや小賢しい言い回しを書こうとしてはいけない。ものごとはストレートに記述するべきである。
- 支援要請の取り扱い手順を公式に決めておくべきである。
- ユーザーが支援を要請してきた際には、問題の解決がいつ頃になりそうかを必ず伝えるようにすべきである。
#9:自己費用負担なしでトレーニングを受けたり、認定書を取得する機会があったのに逃してしまったこと
わたしは、新たな仕事に就くために履歴書を更新するたびに、自らの経験にふさわしい公式な認定書を取得できていないことを後悔する。このことは、去ろうとしている会社が従業員に対して、現在の仕事への関連に関わらずトレーニングクラス費用を負担するというポリシーを持っている場合に特にいまいましく感じられる。特定の認定書を要求されたせいで、それ以外の条件では適任である職に就けなかったことが何度かあった。
ここでの教訓は?自己費用負担なしでトレーニング機会を得ることができるのであれば、それが就業時間外に行われるものであっても、利用するべきである。