ALBERTは7月26日、同日よりヤマダ電機のショッピングサイトに、同社のリコメンデーションエンジン「Bull's eye」の提供を開始したと発表した。
Bull's eyeは、買いたさとスペックの関係を最適化した独自の商品データベースを構築し、推薦対象商品とユーザーの理想とする商品との距離を測定して近い順に推薦するという方法を取るリアルタイムリコメンデーションエンジン。
「買いたさ」と「スペック」の関係を見た場合、たとえば、カメラの「重さ」のように小さすぎても大きすぎても好ましくなく、「買いたさの関数」が単調増加や単調減少でなく、しかも連続的でないものの関係に対応できるように設計されている。
また、消費者の「評価構造」を明確にするために用いられる調査手法である「評価グリッド法」により、その商品の購買意志決定モデルを明らかにし、最適な商品を効率よく推薦する質問フローも設計されている。
ヤマダ電機はBull's eyeを導入し、ユーザーのニーズに合った家電商品をリアルタイムに推薦できるようにしたことで、顧客満足と売り上げの向上を期待している。