ドコモ・システムズ(中津川丹社長)は8月30日、同社の位置情報管理サービス「DoCoです・Car」がデジタル式運行記録計(デジタルタコグラフ)に対応したと発表した。
今回、「DoCoです・Car」の対応端末に、富士通製のデジタル式運行記録計対応車載ステーション「MBCD/communications」を追加。位置情報にデジタル式運行記録計の機能が連携することで、各車両の位置情報や「実車/空車」ステータス把握などリアルタイムな車両動態管理が可能となり、より効率的な運輸体制が構築できる。
「DoCoです・Car」は、GPS衛星とNTTドコモの「DoPa」を利用して収集した位置情報をインターネット経由で閲覧できるASPサービス。「定期検索」「随時検索」「履歴管理」「ランドマーク登録」の基本機能のほか、オプションで「IDの追加」「住所検索」「履歴の一括ダウンロード」などに対応する。
運行情報管理を目的とした従来のASPサービスでは、サービス利用料とは別に車両からASPセンターへの通信料金が必要だった。「DoCoです・Car」では、車両からの1回/10分(標準)の通信料を利用料金に含め、1台につき月額3000円からの定額制サービスとして提供する。