SAPジャパンは8月30日、ERPパッケージ(統合基幹業務パッケージ)の導入を検討中の中堅・中小企業向けに「SAP ファースト・ステップ・キット」キャンペーンを実施すると発表した。
同キャンペーンは、2006年内限定の企画。企業が短期間でERPを導入するために、ソフトウェアライセンス、導入コンサルティングおよびPCサーバを含んだ基本導入キットをSAPジャパンのパートナーが提供する。
その第1弾として、300万円、500万円、1980万円を中心とした価格帯で、アイ・ピー・エス(IPS)、NECネクサソリューションズ、日立情報システムズより順次提供される。正式な提供価格・時期はパートナー企業から発表される。
300万円、500万円を中心とした導入キットは「SAP Business One」がベースに、ユーザー企業自身がシステム設定できるようマニュアルとツールが提供されるセルフ導入式のものと、システム設定のサービス支援が提供される導入支援付きのものがある。日立情報システムズとNECネクサソリューションズから提供される。
1980万円を中心とした導入キットは「mySAP ERP」がベースとなり、財務会計、管理会計のソリューションが含まれ、製品の導入を自動化する「SAP Best Practices」によって設定済みの状態で出荷される予定だ。IPSと日立情報システムズから提供される。