NTTスマートコネクト(岡本充由社長)とメディアキャスト(杉本孝浩代表取締役)は、携帯機器向け地上デジタル放送「ワンセグ」のデータ放送用ASP サービス「ワンセグ向け1次リンクサイトサービス『B-hos(ビーホス)』」を開始した。ワンセグデータ放送用ASPサービスは業界初。
NTT スマートコネクトのデータセンターに設置した、ワンセグデータ放送の言語「BML」用通信サーバーと、メディアキャストの画像や文字をワンセグ用言語に変換するソフトウェアをASPサービスとして提供。インターネットに接続したパソコンから、文字や画像などのコンテンツデータをNTTスマートコネクトの通信サーバーに転送するだけで、コンテンツデータを自動的にARIB標準規格に準拠したデータフォーマットに変換する。
通信サーバーにはコンテンツ配信機能が備わっており、変換したデータはそのままワンセグのデータ放送で利用することができる。サーバーは、震度7クラスの地震に耐えうる設計のNTT通信ビル内に設置しており、専門技術スタッフが24時間365日運用・監視を行う。
価格は、ディスク容量2GBの「ライトコース」が初期費用10万5000円、月額利用料18万9000円。専用サーバーでディスク容量が50GBの「プロフェッショナルコース」は初期費用が31万5000円、月額利用料は42万円。イベント利用向けの「キャンペーンコース」はプロフェッショナルをベースに個別見積もり。ワンセグ放送を行う放送局を対象に販売する。