NTTコムウェア(今井郁次社長)は、情報セキュリティポリシー(方針)チェック機能を強化した端末管理ソフト「AdminITy Ver4.2」を発売した。
「AdminITy」は、情報資産台帳の自動作成、管理者主導の統合的なセキュリティ管理、ポリシー違反PCに対する検疫、違反項目の修復などが可能な端末管理ソリューション。ソフトウェアで機能を提供するため、検疫システム導入でのネットワーク機器の更改や設定変更が不要。
ポリシーチェック機能を強化した新バージョンでは、従来の「パッチ適用状況」「ウイルス対策ソフトの利用状況」「禁止ソフトウェア・必須ソフトウェアのインストール有無」などに加え、「禁止ソフトウェアのプロセス監視・ポート監視」というポリシーチェックを2項目追加した。
違反回数超過PCに対しては、従来の強制シャットダウンに加え、ネットワーク遮断ができる。ポリシー違反分析レポートの出力機能も搭載。ポリシー違反PC の検疫や、導入したセキュリティソリューションが適正に利用されているかといった運用管理を統合的に行える。このほか、Wake On LANの機能強化、AdminITyクライアントスキャンモジュールのアンインストール制御などの機能を追加した。
価格は、1000ライセンス購入時の1ライセンス当たりで、「IT資産管理+セキュリティ管理+ポリシー管理」が5670円、「セキュリティ管理+ポリシー管理」が4515円、「IT資産管理」が3150円。
NTTコムウェア=http://www.nttcom.co.jp/
「AdminITy」=http://www.nttcom.co.jp/adminity/