アイティフォー(須賀井孝夫社長)は、監視カメラの映像を解析して不審者や不審物を検知する「インテリジェント・セキュリティ・サイクル(ISC)」を発売する。
「ISC」は、「検知」「確認」「解析」「調査」「改善」のサイクルで防犯対策を行う。不審者や不審物を発見した場合、「ISC」が検知。モニター上で目立つように赤い囲みを付け示すと同時に、アラーム音を発信する。
監視者は、赤い囲みをクリックするだけで、自動的に異常事態が発生した時点まですぐにさかのぼり再生できる。映像から犯罪行為を確認した場合には、警備員を現場へ急行させることで犯罪行為による被害を未然に防ぐことが見込める。
また、複数の監視カメラで録画した画像をもとに、不審者の侵入が多い場所の統計や不審物が放置されやすい場所の統計を自動作成する。そのため、その結果から不審者が侵入しやすい場所へ柵を設けたり、不審物が放置されやすい場所へ警備員を配置したりすることで、犯行を未然に防ぐための改善が行える。