AOS、ウェブサイトを訪れる顧客向けのヘルプデスクシステムをASP形式で提供

柴田克己(編集部)

2006-11-13 16:39

 AOSテクノロジーズは、ウェブサイトを持つ企業が、自社サイトを訪れた顧客へのチャットによるリアルタイム応対を可能にするASP型のヘルプデスクシステム「AOSライブサポートASPサービス」の提供を開始した。

 ウェブサイトを持つ企業がこのサービスを導入することによって、ウェブサイトを閲覧している顧客のリアルタイムモニタリングが可能になるほか、必要に応じて、顧客とオペレーターとの間でチャットウインドウを開き、問い合わせ対応や商品の詳細説明などを行うことが可能になる。

 オペレーター側では、FAQや定型文の登録参照が可能なほか、顧客とオペレーターのウェブブラウザを同期させてナビゲーションの補助や情報提示を行うことが可能だ。

 これらの基本的な機能に加えて、オプションとなる「ヘルプデスク機能」では、「チケット」と呼ばれる単位で、顧客ごとにメールとチャットによる問い合わせを管理し、両者を連携させた対応を行えるようになっている。

 AOSテクノロジーズでは、インターネットサービスの提供企業、ECサイト運営企業、ウェブサイトで顧客サポートを行っている企業などが、このサービスを導入することにより、販売機会損失の防止や、顧客満足度の向上を図れるとしている。

 AOSライブサポートASPサービスの料金は、「ヘルプデスク機能付き」が、1オペレーターあたり1万4800円/月、チャット機能のみのものが、1オペレーター当たり9800円/月。現在、サービスのセットアップ料金(通常5万円)がかからず、1カ月間の無料トライアルが可能なキャンペーンを行っている。

AOSライブサポートASPサービス 「AOSライブサポートASPサービス」のオペレーター画面。ウェブサイトを訪れている顧客の状況をリアルタイムに把握できるほか、オプションのヘルプデスク機能を利用すると、特定の顧客とのメールやチャットでのやり取りを一元管理することが可能。

ZDNET Japan 記事を毎朝メールでまとめ読み(登録無料)

ホワイトペーパー

新着

ランキング

  1. ビジネスアプリケーション

    生成 AI 「Gemini」活用メリット、職種別・役職別のプロンプトも一挙に紹介

  2. セキュリティ

    まずは“交渉術”を磨くこと!情報セキュリティ担当者の使命を果たすための必須事項とは

  3. セキュリティ

    迫るISMS新規格への移行期限--ISO/IEC27001改訂の意味と求められる対応策とは

  4. セキュリティ

    マンガで分かる「クラウド型WAF」の特徴と仕組み、有効活用するポイントも解説

  5. ビジネスアプリケーション

    急速に進むIT運用におけるAI・生成AIの活用--実態調査から見るユーザー企業の課題と将来展望

ZDNET Japan クイックポール

所属する組織のデータ活用状況はどの段階にありますか?

NEWSLETTERS

エンタープライズコンピューティングの最前線を配信

ZDNET Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]