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Symantecは米国時間12月13日、「VERITAS NetBackup」のアップデートをリリースし、3種類の深刻なセキュリティ脆弱性を修正している。
Symantecが公開している。セキュリティアラートによると、これらの脆弱性は「VERITAS NetBackup Master」「VERITAS NetBackup Media Servers」、およびクライアントに影響を与えるという。攻撃者がNetBackupホストにアクセスし、これらの脆弱性を悪用することで、攻撃対象になったシステムが完全に掌握されてしまう可能性があると説明している。
3つの脆弱性のうちの2つは、NetBackupサーバとクライアントシステム上で動くNetBackup bpcdデーモンに存在するバッファオーバーフローの問題だ。これは、オプションである「Storage Migrator for UNIX」がインストールされている場合、この上で動くデーモンにも影響を与えるという。Symantecによると、これらの脆弱性は、TippingPointのバグ報奨金プログラムを通じて報告を受けたという。
3つ目の脆弱性は、同じbpcdデーモンが、送られてきたシステムコマンドを制御する方法に存在するプログラミングのロジックエラーだ。この問題は、IBM傘下のInternet Security Systems(ISS)が発見した。
Symantecはまた、NetBackupのコードを検証している間に、別の潜在的なセキュリティ問題も発見したという。これらの問題に関しては明記されていないが、このアップデートで対応したという。
Symantecが推奨する設定として、NetBackupシステムへのアクセスを信頼できるホストのみに制限し、外部のインターネットからのアクセスを受けないようアドバイスしている。これにより、攻撃の可能性を内部者に制限できるという。
これらの脆弱性に影響するのは、NetBackup Serversのサーバおよびクライアントのバージョン5.0、5.1、6.0と、オプションのStorage Migrator for UNIX。Symantecによると、これまでのところ、これらの脆弱性の悪用した攻撃の報告は受けていないという。アップデートは、同社ウェブサイトより入手できる。
この記事は海外CNET Networks発のニュースを編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ
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