トリニティーセキュリティーシステムズ(T-SS、林元徳社長)は1月18日、ウェブサイトの画像を保護し不正利用を防止するソリューション「Pirates Buster for Picture(PBforPicture)」のWindows Vista対応版を2月16日に発売すると発表した。価格はオープン。税別価格は23万円前後の見込み。
暗号化アプリケーション「Image Locker」と、暗号化した画像を閲覧するための復号・表示アプリケーション「View Control」、鍵サーバーの3つで構成。「Image Locker」を使ってファイルを指定するだけで画像を暗号化し、著作権や肖像権などを保護することができる。
閲覧者が最初に暗号化画像にアクセスした時点で、閲覧者側のパソコンに自動的に「View Control」がインストールされる。写真やイラスト、キャラクターデザインなどのコピーや保存・編集・印刷はできないので、画像の不正利用を 防止できる。対応するファイル形式は、Windows、MacintoshともにPNG、BMP、JPEG、GIF、透過GIF。WindowsのみアニメーションGIF、透過PNGにも対応する。
「View Control」の対応OSは、Windows Vista/XP/2000/ME/98SEとMac OS X v10.2.2-10.4、Mac OS 8.6-9.2.2。「View Control」対応のブラウザは、 WindowsがInternet Explorer 5.5(SP2以上)、6、7。Mac OSがSafari(Mac OS X 10.3以上)、Internet Explorer 5.1、5.2。
同製品は、日本写真著作権協会の公認デジタル著作権管理(DRM)として、 同法人のウェブサイトの画像保護に利用されている。