東芝は、同社のシステムオンチップ(SoC)設計用に英ARMのLSIモジュールIP製品「PrimeCell」を採用する。ARMの国内法人であるアームが1月23日に明らかにしたもの。
同IP製品について、東芝は「ARMはプロセッサ本体のみならずSoC製品に不可欠な周辺IPをPrimeCellという形で供給しており、これらは製品を迅速に開発、マーケットに投入するという意味で非常に魅力的な存在」と述べる。
東芝は、PrimeCellを利用するための包括契約をARMと結び、製品やサービスの提供を受ける。契約締結の理由についてアームは、「ARMの該当分野の高い専門性と品質、総合的なサポート力を東芝が高く評価した」としている。