デジタルアーツは1月23日、同社の情報選別技術を応用した企業向け電子メールフィルタリングソフトウェア「m-FILTER(エムフィルター)」の発売を開始すると発表した。2月28日より、デジタルアーツの販売パートナーを通じて販売する。
m-FILTERは、電子メールによる情報漏洩を防止する「送受信制御」、日本版SOX法に対応する形での電子メールの全文保存および保全管理を行う「全文保存と検索」、URLデータベースと連動した独自スパムフィルタエンジンによる「スパムメール対策」の3つの機能をトータルで提供する電子メールソリューションだ。
組織のセキュリティポリシーに応じてメールの送受信を制御できるほか、保存したメールを必要に応じて効率的に検索することができ、トラブルが発生した際には、原因の迅速な特定が可能。また、送受信したデータの改竄が生じた場合、その改竄を検知する機能も搭載されている。
動作環境は、Windows 2000 Server(SP4)、Windows Server 2003 Enterprise/Standard Edition(SP1、R2)で、CPUがPentium4 2.4GHz以上、メモリが512Mバイト以上(1Gバイト以上推奨)、HDDの空き容量が250Mバイト以上となっている。
なお、m-FILTERの3つの機能を個別に利用にしたい顧客には、「m-FILTER MailFilter(エムフィルターメールフィルター)」「m-FILTER Archive(エムフィルターアーカイブ)」「m-FILTER Anti-Spam(エムフィルターアンチスパム)」も用意されている。また、2007年度中には、m-FILTERのLinux版を発売する予定。